LIFE IN SPAIN スペインワーホリ日記

【モロッコ旅行記②】ジブラルタル海峡を渡り、モロッコ入国🇲🇦おすすめのフェリールート紹介🚢

29/03/2024

¡Hola!
今日は、ジブラルタル海峡を船で渡り、モロッコへ入国した日の様子の綴ります✏️

スペインとモロッコ、それぞれに複数の港が存在し、「ジブラルタル海峡を渡る」と言っても、選択肢は一つではありません。
発地はどうする?着地は?組み合わせは数種類に及びます。
私たちは、以下のルートでモロッコ入り。
ルートを決定するのに数日を要したので、これから旅行する方の参考になれば嬉しいです!

使用したフェリー会社:FRS Ferry
出発港:Tarifa(※)
到着港:Tanger Ville
※AlgecirasからTarifaまで、フェリー利用者向けのシャトルバスが運行。(所要時間30分)
フェリー出発時間の1時間15分前に、Algecirasを出発します。

Algecirasのシャトルバス乗り場はこちら。
バスターミナルではなく、アルヘシラス港の中にあるので注意⚠️



詳しい乗り場の記載がないため、ひとまずFRS Ferryの窓口へ。
英語を話さない担当者で、理解できないまま外に出される。笑
ヒヤヒヤしながら外で待っていたところ、道路を渡った先に止まっていたバスに乗るよう教えてくれて、何とかバスに乗ることができました。
ちなみに、乗ったバスには会社名の記載はなく、とてもわかりにくかったです。



【港のオプション】
前述の通り、ジブラルタル海峡を結ぶスペインとモロッコの港は複数あります。
スペイン側🇪🇸
・Tarifa
・Algeciras
モロッコ側🇲🇦
・Tanger Ville
・Tanger Med (同じタンジェでも50km程度離れているので要注意!)
・Ceuta(スペイン領)
タンジェの街を観光する場合は、Tanger Villeの利用がおすすめ。

タリファからタンジェまでは、約1時間の船旅。EU圏を出るので、イミグレも発生します。
乗船前に、空港の保安検査場の簡易版のような場所を通過後、出国審査。
フェリーの中で入国審査を行い、下船後に再度、保安検査を通過後、晴れて入国。

入国審査時には、スペイン語でFechaという登録用紙?への記入が必要となるので、最低でもペンを1本持っておくのが吉。この登録用紙は、船内のカフェ横に雑多に置いてありました。

また、入国スタンプが押されると同時に、ある番号が付与されます。
この番号は、初めてモロッコに入国する際に付与されるもので、一人ひとつ番号が割り当てられ、死ぬまで同じ番号を使うそう。(同姓同名の人も多くいるだろうに、パスポート番号が変わったらどうやって割り当てるのだろうか🤔)
ホテルのチェックイン時にも、必ず提示させられます。人間管理の徹底ぶりがすごい。


たった1時間、海を渡っただけで、見える案内や景色、そこにいる人の顔つきや纏っている衣服、体を包む空気、感じる匂い、全てが一気に変わりました。これだから旅ってやめられない!と思えた瞬間です。
下船時、前とほんの少しでも間隔が開くだけで、執拗に急かしてくるモロッコ人も、もはや愛くるしく思えてくる。笑


そして、タリファへ向かうシャトルバスの中ではある出会いも。
この春大学院を卒業する予定で、学生最後に欧州周遊をしていた男の子。
前日に急遽モロッコ行きを決めたそうで、同じバスに乗っていました。(行動力!)
アジア人は私たち3人しかいない中、日本人同士で盛り上がり、タンジェの街も一緒に散策しました🚶
旅先での思いがけないご縁もまた、旅の醍醐味です。
来週からは社会人として旅立つRくん、いつかまたどこかで会えたら嬉しいな。

ジブラルタル海峡をフェリーで渡るお話はここまで。
来週からはモロッコ国内の様子を綴ります!