¡Hola!
パリのレストランの紹介が続いているので、今日は私の大好きな美術館をご紹介。
何度訪れても、絵画の、空間の、調度品の、すべての美しさに心が浄化される美術館です。
【マルモッタン・モネ美術館】
住所:2 Rue Louis Boilly, 75016 Paris
最寄り駅:La Muette(9番線)
定休日:月曜日
営業時間:10h – 18h (木曜日のみ21hまで)
料金:14€
パリ中心部からは少し離れていますが、ブローニュの森に隣接したとても落ち着いた雰囲気の流れる高級住宅街、16区に位置します。
最寄り駅から約10分弱、子供の声と緑あふれるラヌラグ庭園を抜けると厳かに佇む建物が見えます。
「モネ」の名前がつくように、世界最大級のモネの作品を収蔵しています。
「印象派」のという流派名の由来となった『印象・日の出』が見られるのもここ。
『睡蓮』や『サン=ラザール駅』などモネの作品を中心に、ルノワールやマネ、モリゾなど印象派の作品が約120点収蔵されています。
企画展も催されており、2023年11月現在はベルト・モリゾにフォーカス。
(『印象・日の出』)
素晴らしい作品たちの見応えはもちろんのこと、私はこの邸宅と調度品がまた大好きなのです。
ある公爵の狩猟用の別荘として建てられたのち、マルモッタン家に購入され、邸宅として使用されていました。
初めてここを訪れた時、青と白を基調にした柔らかな光が差し込むこの部屋の雰囲気に、圧倒され、魅了され、それ以来、何度か足を運んでいます。
この「青」が大好きで、家の壁の色をこの色にしたいと何度願ったことか。。。
いつかマイホームを持つ時が来たら、一部屋は絶対にこの色にしたい!
この淡い青もたまらない。彫刻までも凝られていて、ウキウキしちゃう!
調度品や装飾も素晴らしいもの揃い。
ライオンの足をした椅子や、贅を尽くされた時計や置き物の数々。
絵の他にも見所が盛りだくさんです。
はあ、階段も美しい。螺旋階段にも心が躍ります。
ちなみに、かかっているtapisは定期的に変わります。
訪れた際はエッフェル塔で、パリを感じる素敵なtapisでした。
鑑賞の最後の部屋に、剣を展示している一角があります。
持ち手が凝っており、大変美しく、日本ではなかなか見ない欧州の剣にテンションが上がります!
パリの王道といえば、やはりルーヴル美術館やオルセー美術館ですが、印象派が好きな方には『マルモッタン・モネ美術館』にもぜひ足を運んでいただきたいです!
人も少ないのでゆっくり鑑賞でき、何か考え事をするのにもおすすめの場所です。
余談ですが、建築がお好きな方は7区にあるロダン美術館もおすすめです。
バラの季節は庭園も美しい🌹
芸術が身近にあるヨーロッパ。
滞在している間にたくさんの良いものを吸収して、内からの美しさを纏う人間になりたいな。
それでは、本日はこの辺で。¡Adiós!