¡Hola!
先週に続き、カルカソンヌでの様子を綴ります✏️
2日目は、宿泊先を出て城塞を目指す途中にあった大聖堂へ寄り道。
日本では、地区ごとに神社がありますが、こちらでは大聖堂や教会がその代わりなのでしょうか。
少し中を覗くつもりが、ちょうどあと10分でミサが始まるというので参加させていただきました。
ミサへの参加は5年半ぶり、3度目?ぐらい?
プロテスタント系の大学に通っていたので、キャンパスの小さなチャペルで毎朝、小さなミサが行われていました。神奈川から東京の大学に通っていましたが、1限時の朝の殺人的ラッシュが本当に嫌で、各駅停車で通学(笑)運良く、急行で座れた時は相当早く到着してしまうので、そんな時にミサに参加していました。2年生から1限の授業はほとんど取らなくなり、そんな機会もなくなりましたが、、、。そんな学生時代をふと思い出す。
ちなみに、最後のミサへの参加は、クリスマスのサン・ジェルマン=デ=プレ教会。司教の元に指す光の美しさを、昨日のことのように思い出すことができます。
バルセロナの大聖堂のクリスマスミサは入ることができず、見学にもお金を取るし、同じキリスト教でも考え方が少し違うのかなあ。
話がそれましたが、本格的なミサへの参加はこれが初めて!
ミサに参加する若者が減っている!と各地で叫ばれていますが、想像よりも多くの方が参加し、小さい子どもたちの姿も想像より遥かに多く。日曜の朝は教会で、帰って家族団欒の時間。これが当たり前の文化、日本とは大違いで、同じ人間でも地球の裏側では時間の過ごし方がかなり異なる。文化の違いって本当に面白いなあと感じた瞬間。
明らかに旅行客なアジア人を暖かく迎え入れてくれた、カルカソンヌ市民の懐の深さにも感謝です。
さて、ミサも終わりいよいよ城壁の中へ!
モンサンミッシェルのように観光地化されていますが、建物などは当時のまま。現在もここに暮らしている方もいます。実際にここで暮らしが営まれ続けていると思うと、先祖たちの叡智に、そして刻まれ続ける家族、ひいては人類の歴史に頭が下がる思い。そして、新しいものが出来ない、過去の中で生き続けることへの誇りも、窮屈さも、どちらも存在するのだろうなあ。
朝から何も食べておらず、お腹が空いた私はランチへ。
飲食店が広がる広場から一歩離れたお店で、豚の蜂蜜ソースがけをいただきました😋
携帯を机に置いたままお手洗いに立ってしまったのですが(絶対ダメ!)、何事もなくアットホームな雰囲気で、終始良い時間を過ごせました。
腹ごしらえの後はお城の中へ。
思ったより小さく、「もう終わり!?」感は否めなかったですが、構造に関する詳細な解説が、「この時代にこんなものを…」と感動させてくれます。
また、少し高い場所にあり、美しいカルカソンヌの街並みを見渡すことができました。
ゆっくりとカルカソンヌを堪能しても、バスの時間まで、まだ1時間ほど。
川のほとりで、ゆっくりと本を読みながら時間を潰す贅沢な週末。
ずっと行ってみたかったカルカソンヌを心ゆくまで満喫できた、とても良い旅でした🎵
通常であれば、1日の観光で十分な大きさです。
バルセロナからのアクセスも良いので、ぜひフラッと出かけてみてはいかがでしょうか。