LIFE IN SPAIN スペインワーホリ日記

念願のフィレンツェ旅!大好きな物語の世界へ🇮🇹

21/06/2024

¡Hola!
スペインワーホリブログ、という名の旅行ブログになっていることは否めませんが、スペイン生活で特記すべきことが特にない、という生活(笑)いい意味でも悪い意味でも本当に何もない毎日、自分の根暗さや凡庸さを実感する、大人になってからのワーホリです。。。

さて、前置きは終わりにしてフィレンツェでの旅の様子を!
フィレンツェは、大好きな物語『冷静と情熱のあいだ』で、主人公の一人である順正が生きる街。
大学生の時、書店でなんとなく手に取った辻仁成さんの本。全ての情景が美しく、感情の描写に心を揺さぶられ、一文一文を噛み締めて読みました。斜め読みする私が、「一言一句逃したくない」と思った本はこの作品が初めてです。

フィレンツェでは基本、街歩き。
映画にもなっている本作の、エンヤのサントラを聴きながら歩くだけで心が昂ぶること!(映画より、圧倒的に原作派ですが。エンヤ✖️イタリアの親和性、恐るべき)
屋根のない美術館と称されるほど美しく歴史的な街並みは、まるで夢の世界。


ポンテ・ベッキオ
橋の上には宝飾店が並ぶ。みんなが言う、リアル・ディズニーシー!




メディチ・リッカルディ宮殿
行く予定は全くなかったのですが、後述するアクシデントのおかげで訪れられました!



ミケランジェロ広場
フィレンツェを一望、これこそがまさに絶景!




サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会
主人公の二人が、再会を果たした後に訪れる広場の横にあった教会。とても美しかった。



サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂


順正とあおいが約束を果たすドゥオーモのクーポラ。
これは絶対に、絶対に登りたかった!もはやこれがフィレンツェに来た理由!!

だったのですが。なんと、登れず。(大号泣)
原作を読んで、そこへ行けばいつでも登れると勘違いしていた私は、クーポラの予約が必須だということに旅行の1週間前に気づく。慌てて、GetYourGuideを通して、正規の倍料金で予約。しかし、ガイドとなる人が、予約時間になっても現れずドタキャンされたのでした。。。
とても悲しく、とても怒れる出来事ですが、またここへ来いとのメッセージと受け取ることに。
実際、主人公の二人がここで再会するのは、あおいの30歳の誕生日。私も、30歳の誕生日にもう一度ここへ来て、クーポラに登ることを、次なる人生の目標として定めました。がんばるぞ!

悪いことばかりでもなくて、これをきっかけに、ドイツ在住の台湾の女の子とお友達に!
日本を大好きでいてくれているらしく、台湾に帰国する際は一緒に日本にも来てくれているそう。
一緒に街を歩いたり、予定外の宮殿を訪れてみたり、とても良い時間を過ごせました!また地球のどこかで会えたらいいな!


「あれ?ウフィツィ美術館は?」と思ったそこのあなた、正解です。
『受胎告知』や『ヴィーナス誕生』で知られ、「フィレンツェ 観光」で調べると、だいたい一番上に出てくる美術館ですが、私は行かず。印象派が好きな私にとって、中世画は刺激が強すぎる&宗教画は生気を取られてどっと疲れを感じるんですよねー。
フィレンツェの街自体を堪能したかった私は、ここには時間を割かず、ひたすら歩いていました🚶
ウフィツィに行かれる方は、事前予約をおすすめします!


長年訪れたかったフィレンツェ。
たった1日半の滞在でしたが、様々な出来事があり、感情もジェットコースター。
忘れがたき、人生の大切な思い出の1ページになってくれそうです。
そして、絶対にまた戻ってくる!

思い入れが強すぎて、いつも以上に感情的な記事となりましたが本日はこの辺で!
次回は、フィレンツェご飯編です🇮🇹🍚