¡Hola!
フェズのせいでモロッコのことが嫌いになりかけました。そんなフェズでの様子を✏️
シャウエンで1泊し、朝イチのバスに乗ってフェズへ向かいました。
タンジェからの移動時と同じく、CTMバスを利用。
料金:120DH(約1,800円)
+預け荷物がある場合は、10DH追加
所要時間:約4時間半
時刻表:10h15 / 13h / 15h / 18h45
実際の運行状況は、時期により異なるようなので公式サイトからご確認ください。
前日のうちに、上記の乗り場で始発便の予約をしておくことに。
しかし、カードが使えず、手持ちの現金も足りないので「払えないからやっぱりネットで買うわ」と言うと、「じゃあなんでオレがここにいるんだ!」とキレるおっちゃん。ええ、うざぁ。。。(心の声)
なけなしの200DHを人質に取られ、「明日足りない分もってこい!」とその日は帰されました。
その200DHをネコババされないか心配でしたが、チケットにホチキス留めされていました😂
というわけで無事に(?)バスに乗ってフェズへ!
フェズのバス停は旧市街から遠く、到着するなりタクシーの客引き合戦。
ここで乗っては確実にぼられるため、少し歩いて流しのタクシーを捕まえるのが吉。
タンジェでは青いタクシーだったのが、フェズでは赤になります。
乗車前の料金確認はやっぱり必須!フェズはタクシー料金が安いのか、2km乗っても8DHほどでした。小銭が全然なかったので、運転手が負けてくれたのもありますが、それでも安い。
フェズでは、伝統ある古い邸宅をリノベーションしたリヤドに宿泊。
異国情緒抜群で本当にかわいい!
さて、予定から1日遅れでいざフェズの街へ!の前に、腹ごしらえ。
早くもモロッコ料理に飽きた私たちは、中華料理へ駆け込む。なんでも揃う大都市、本当にありがたい。
ポーションも大きく、2人で2皿でお腹いっぱいに!
「ビールも飲めるじゃーん!」と、意気揚々と注文しましたが、缶ビール1本50DH(約750円)。
お料理の値段と一緒です。もうモロッコでお酒は飲まない、と誓う私たち。笑
さて、腹ごしらえも済んだところで、いざ街に繰り出します!
スパイスやら肉やらいろんな匂いの混じる狭い道に、立ち上る砂ぼこりとうるさいほどの客引きの声。初めて経験する雑踏に、ワクワク、クラクラしながら、迷宮都市を散策。
「自称ガイドにはついて行くな!」の事前情報のもと、意を決して歩き始めましたが、「兄弟の配偶者が日本人なんだよ!日本人いるよ〜僕についてきてくれたらこの街を案内できるよ!お金はいらない!僕は親切にしたいんだ!」と、明らかに胡散臭いおっさん。
ワクワクで判断力が鈍ったチョロい私は、「本当かな🥺着いて行ってみる?🥺」というモードに。
「絶対そんなはずない、やばいって」と言ってくれた、友人の正常な判断力に感謝です。
最初のうちは自称ガイドの声掛けも面白かったですが、その数があまりにも多い&しつこい、のダブルパンチで段々とイライラ。
「その先は通行止めだよ!案内してあげるよ!」
「その先はメディナ(旧市街)から出ちゃうよ!案内してあげるよ!」
という決め台詞を100回は聞いたでしょうか。もうメディナって単語を聞きたくもない。
「NO」と言えなさそうな、若いアジア人を狙っているのも腹が立ちます。
最後には完無視を決め込み、なんとかガイドの応酬から逃れることができました。
人を信じることができないことがこんなに疲れるなんて。。。
そんなフェズの街で、心が完全に疲れ、私たちもしかしてモロッコ嫌いかも?モードに。
「フェズ うざい」で検索しては、他人のエピソードに共感し、ますます嫌いになる。
そんな状況でモロッコ料理を食べる気にもならず、マックに駆け込みました(笑)知っている味の安心感たるや。
そんなわけで、フェズはうざかったな〜という印象しか残っていません。笑
この先の旅程でモロッコの印象は好転しますが、フェズにはもう行かなくていいや。
ただ、全員がうざいわけではなくて、宿の方は翌日の出発が早い私たちに朝食を持たせてくれたりと、本当に親切でした!フェズでの、唯一の心のオアシス。
というわけで(?)、後味の悪いフェズ編は終了です。
次回は今回の旅の目的!砂漠編の予定🐪