LIFE IN SPAIN スペインワーホリ日記

バルセロナでスリ被害にあった時の対応手順(スマホの場合)

17/11/2023

¡Hola!
本日は物々しいタイトルですが、友人がスリの被害に遭ってしまいました。。。
置き引きやスリの被害が、年間およそ50万件も報告されているスペイン。(2021年現在)
もちろんスリに遭わないのが一番ですが、万が一被害に遭ってしまった時の対応方法をご紹介します。

・携帯を止める
契約しているキャリアへ連絡し、利用停止してください。
ただ、スマホの場合、ほとんどの方がロック画面を有効にしているので緊急性は要さないかもしれません。
それよりも、スマホ本体やデータを失ってしまった悲しみの方が大きいと思います。。

・警察へ届出
保険に入っていて保険請求する際は、盗難届を提出する必要があります。
(発行された書類には「Denúncia per delicte de furt/sostracció/robatori 」とスペイン語で記載されていました。)
取得するために、警察署へ出向く必要があります。今回は、下記の警察署へ。


住所:C/ Nou de la Rambla, 76, 78, 08001 Barcelona
通訳が常駐している時間は、10時〜15時と、窓口に記載がありました。
どの言語に対応しているか不明ですが、14時に訪れた際は英語で対応いただけました。

①所内に入ったら、窓口でスリの被害にあったことを伝える。
窓口の担当者に以下を聞かれます。(カタラン語まじりの英語でした)

・盗られたもの
・犯人を見たか
・パスポートの提示
・電話番号

上記を伝えると、SMSでメッセージが届くので、記載の電話番号に記載して対応するよう指示があり、待合室で待たされます。
暇そうなのにも関わらずいつ次のアクションが分からず、また不安を煽られる。。。
結局1時間後に名前を呼ばれて違う部屋へ通されました。

②被害にあった時のことを詳細に調書
指示と違ってまた困惑しつつ、促されるままに入室すると、被害当時のことを詳細に聞かれます。
ここでは、英語で対応いただけました。
以下を聞かれるので、事前に用意しておくとスムーズです。

・盗難の日時と場所
・起きた状況の説明
・犯人を見たか、見た場合は風貌や体格など
・盗られたもの詳細(スマホの型番等)
・盗られたものの金額

③盗難届作成のために個人情報提出
調書が終わると、書類作成のために、以下の情報を記入させられます。

・氏名
・父母の名前
・日本の住所
・電話番号
・Emailアドレス
・スペインでの滞在先
・スペイン滞在最終日

Denúnciaに署名し、受領して終了

以上で警察での手続きは終了です。
待ち時間1時間、調書15分ほどでしたが、スリ被害者が多いとさらに待たされる可能性があります。
悲しいことに、ほとんどの確率で発見されないですが、保険請求のために盗難届は入手しておいた方が良いです。

最後に、スリに遭ってしまったら精神的にもショックが大きいと思いますが、美味しいものを食べ、美しい景色に感動し、気持ちを切り替えて残りの旅程を全力で楽しんでください!
せっかくの旅行、悔いのないように楽しむことが犯人への一番の復讐にもなるはずです。